占いにおける占い師の仕事とはどんなものか

占い師の仕事は予言ではない

占いにおいて、占い師の仕事は単に運勢を占うだけではありません。これからの人生を総括し、現在の状況をはっきりさせ、そこからどう未来へと繋いでゆくのかをコーディネイトすることです。しばしば「人生相談」などと揶揄されたりもしますが、当たらずといえども遠からずといってよいかもしれません。とはいっても、それは決して悪い意味ではありません。「超能力ですべてがわかる」であるとか、「近い将来に人類は滅亡する」といった妄言とは一線を画している、という意味です。

占いは科学である、と占い師はいった

ある作家が台湾・香港を歴訪し、高名な四柱推命の占術家の鑑定を連続で受けた体験をエッセイに綴っています。その作家が文中で印象的だったと語っているのは、「出会った占術家全員が『運命鑑定に霊感は使わない、これは科学である』と発言した」ことです。実は四柱推命以外の占いであっても、これは全く変わることがありません。占い師はエスパーではないし、占術は神秘に包まれた謎の魔法ではなくれっきとした技術なのです。従って占い師の仕事もまた、科学的なものとならざるを得ません。

タロット占いとストーリーテリング

小説家や漫画家の中には、ストーリーづくりにタロットカードを用いている人が少なくありません。そして彼らが用いている創作用スプレッドは、占術に使われる「ケルト十字」と極めて酷似しているといいます。これは偶然ではありません。占い師の仕事とは、人生というストーリーを描き出すことだからです。「過去」「現在」「未来」、そしてそこに干渉する「障害」と「援助」を加味することでこのスプレッドは成り立っています。これは物語の基本であると同時に、人が自分の立っている場所を見つけるための基本形なのです。それこそが占いであり、占い師の仕事だといえます。

どのような占い師が当たるのかは見極め方として、まずは雑誌などの宣伝に出ていないというのがポイント。売れてない占い師は宣伝材料だけで雑誌に出ている事が多いので、広告には騙されないようにする事です。